世界銀行アトラス 人間の安全保障はどう守られているか
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ヒューマンセキュリティーのミニ・アトラスは、人類の安全保障危機における地球規模、地域規模のトレンドを図示し、今日の安全保障においての最重要課題を簡潔に紹介した入門書です。政治的暴力、貧困と紛争との関連性、少年兵士の動員を含む人権侵害、戦争と平和の原因を分布図によって解析してあります。

ミニ・アトラスは、英語、フランス語、スペイン語、ロシア語、日本語、アラビア語の各言語版が、印刷版あるいはオンライン文書版にて入手可能です。

英語、フランス語、スペイン語、アラビア語の印刷版は共同出版元である世界銀行(ワールドバンク)より、ロシア語版はアルピナ出版社、日本語版は株式会社一灯舎よりご購入いただけます。

目次

人間の安全保障とは
安全な国とは、即ち安全な人民を意味するわけではありません。実際には過去100年の間に自国政府によって殺害された人々の数は、外国からの攻撃による死亡者を遥かに超えています。
前書き
大規模戦争、人権侵害、あるいはテロリズムの脅威に悩まされている世界において、ほとんどの人々が組織的暴力は増加傾向にあると考えていることは、決して驚くべき事ではありません。しかし、ミニ・アトラスに表出されたように、こうした一般的な通念は真実とは異なります。
第1章:国家による戦争遂行
冷戦終了後、世界中の武装紛争は激減しました。第1章では、国家間紛争および国内紛争、そしてある国家の紛争に費やした年月を見つめます。
第2章:武装勢力と戦場
全ての武力紛争の約半数には、政府軍の関与がありません。第2章では、大量虐殺やその他の一方的な権力による市民の大量殺人を含めた、非国家紛争を検証します。
第3章:死者数
戦死者数の減少は、武力紛争件数の減少よりも更に顕著です。第3章では国家紛争や政治的暴力による死亡者の累計を表示しつつ、報告されている死亡者数の信憑性を問いかけます。
第4章:人権侵害の国際比較
最も悪質な人権侵害は秘密裏に行われていることもあります。第4章では、信頼できる数計報告はごく少ないものの、拷問、少年兵士、民族浄化やその他総体的な人権侵害についての国別比較を表します。
第5章:戦争と平和の要因
アノクラシー=独裁でもなければ民主主義でもない=は武力紛争に最も陥りがちな政治体制です。第5章では、紛争と政治形態、貧困と平和維持の関係を紐解きます。
世界の地域
データ表
参考文献、索引、用語解説

この文書は、カナダ国際開発研究センター英国国際開発庁の寛大な援助により出版に至りました。

ミニ・アトラスは、ミリアド・エディションズ社より出版の、世界銀行監修ヒューマンセキュリティーリポートプロジェクトの原案を元につくられました。ミニ・アトラスシリーズについて、さらに興味を持っていただけると幸いです。